【無料で使える】おすすめのホームページ作成サービスを比較

【無料で使える】おすすめのHP作成サービスを比較

無料のホームページ作成サービス【比較一覧表】

お店・事務所・会社などのホームページを作りたい事業者向けに、無料で使えるウェブサイト作成サービスを紹介します。下記のサービスは、どれもネット上でログインして利用する形式です(ソフトの購入やPCへのインストールは不要)。

無料で使えるHP作成サービス【おすすめ4選】

WordPress Wix Jimdo Ameba Ownd
編集画面の例 WordPress(ワードプレス)の編集画面 Wix(ウィックス)の編集画面 Jimdo(ジンドゥー)の編集画面 Ameba Ownd(アメーバオウンド)の編集画面
月額料金 無料 無料
or
500円~
無料
or
990円~
無料
or
960円
無料で作れる
ページ数
無制限 100ページまで 5ページまで 10ページまで
簡単さ
デザインの
自由度
機能の拡張性
ドメインの用意 必須 任意 任意 任意
サーバーの用意 必須 いらない いらない いらない

前提として、ホームページを多くの人に見てもらうには、いわゆる「SEO対策」が欠かせません。簡単さがウリのHP作成ツールは、自由にカスタマイズできる範囲が限られ、結果的にSEOが弱くなりがちなので注意しましょう。

SEOとは?
「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略。Googleなどの検索結果でウェブサイトが上位表示されるように、デザイン・コーディング・ライティングなどを適切に行うことを指す。検索経由でネット集客をしたい事業者にとって重要な概念。

ウェブ集客に強いホームページを作りたいなら、ウェブ制作会社への外注も検討してみましょう。安くても10万円ほどの費用がかかりますが、ウェブマーケティングが有効な業種なら、すぐにそれを上回る成果が得られます。
SEOのプロによる低価格なウェブサイト制作【Smart Website】

WordPress(ワードプレス)

WordPress(ワードプレス)

  • 世界中で圧倒的なシェアを誇るHP作成ツール(オープンソースCMS)
  • 機能が多いぶん、操作の難易度は高め
  • 相応のスキルがあって、本格的なウェブサイト運用をしたい場合におすすめ
作成の簡単さ デザインの自由度 機能の拡張性
作成できるページ数 ドメイン サーバー
無制限 自分で用意する 自分で用意する

WordPressは、カスタマイズ性に優れたHP作成ツールです。様々な拡張機能(プラグイン)が用意されており、デザインやコーディングの作り込みに制限がありません。知識やスキルがあり、自力で本格的なウェブサイトを作りたいという企業におすすめです。

カスタマイズできる部分が多いぶん、操作の難易度は高めです。初心者の場合は、シンプルなWEBサイトを作るだけでも、操作方法などを自力で調べる必要があるでしょう。

WordPressでのHP公開にかかる費用(主な例)

  • ドメインの取得費用(年間1,000~3,000円程度が相場)
  • レンタルサーバーの利用料金(月額数百円~数千円が相場)
  • プラグインの利用料金*

* 有料のプラグインを使う場合のみ

WordPress自体は無料で使えますが、WordPressで作ったウェブサイトを公開するには、自分で「ドメイン」と「サーバー」を用意する必要があります。ホームページ制作の初心者には、このあたりの仕組みが分かりづらいかもしれません。

WordPressで作ったWEBサイトの例

トップページ 編集画面
WordPress(ワードプレス)の作成例 WordPress(ワードプレス)の編集画面

WordPressでは、まず自分に合ったデザインテンプレート(テーマ)を見つけるのが最初の難関です。テーマによって、レイアウトだけでなく、編集方法やカスタマイズできる範囲も異なります。かといって、既存のテーマを使わずにゼロから作成するには高度なスキルが必要です。

Wix(ウィックス)

Wix(ウィックス)

  • 「WordPress」よりかなり簡単で、そこそこ拡張性もあるHP作成ツール
  • 全くの初心者でも、ちょくちょく調べながらなら使えるくらいの難易度
  • 「スキルはないけど、デザインはちょっとこだわりたい」という人におすすめ
作成の簡単さ デザインの自由度 機能の拡張性
作成できるページ数 ドメイン サーバー
100ページまで サブドメインなら
無料で使える
用意しなくてOK

Wixは、本記事の中で言うと「WordPressより簡単」で「Jimdoよりはカスタマイズ性が高い」といった位置づけです。デザインの大枠はAIやテンプレートでパパっと作れますが、こだわりたい部分は細かいところまで編集することもできます。

ただ、細かな編集機能が多いぶん、操作の難易度は「Jimdo」や「Ameba Ownd」よりちょっと高めです。また、編集画面の動作が重くなりがちなので、手早くホームページを作りたい人には不向きかもしれません。

Wixの料金プラン【比較一覧表】

無料プラン ドメイン接続 ベーシック アドバンス
月額料金 無料 500円 900円 1,500円
広告の非表示 × ×
独自ドメイン ×
ページ数 100ページまで 100ページまで 100ページまで 100ページまで
データ容量 500MB 500MB 3GB 10GB

※ この他に「アドバンス」より高額なプランもあります

無料プランだと、サイトにWixの広告が表示されるうえ、Wixのドメイン名が入ったURL(https://〇〇.wixsite.com)しか使えません。ビジネス利用の場合は「ベーシック」以上のプランを選択するのが一般的です。

Wixで作ったWEBサイトの例

トップページ 編集画面
Wix(ウィックス)の作成例 Wix(ウィックス)の編集画面

Wixには「Wix ADI」と「Wix エディタ」という2つの編集モードがあります。上図のページでは、まず簡単な「ADI」で大枠を作って、細かい部分を「エディタ」で調整しました。操作は難しくありませんが、特に「ADI」はかなり動作が重かったので、利用環境によっては扱いづらそうです。

Jimdo(ジンドゥー)

Jimdo(ジンドゥー)

  • 「Wix」よりさらに手軽に使えるHP作成ツール
  • カスタマイズ性は低いが、そのぶん初心者でも扱いやすい
  • 手軽さ重視で「デザインはそこそこでもいい」という人におすすめ
作成の簡単さ デザインの自由度 機能の拡張性
作成できるページ数 ドメイン サーバー
無料プランだと
5ページまで
サブドメインなら
無料で使える
用意しなくてOK

Jimdoは、ひとまず「必要最低限のホームページをパパっと作りたい」という企業におすすめのサービスです。作成の流れは「Wix」と似ていますが、Jimdoの方がより直感的に操作できます。勘のいい人なら、操作説明を一切読まなくても使いこなせるでしょう。

ただ、使いやすさに特化しているぶん、カスタマイズできる範囲は限られます。たとえば、無料プランでは、各ページの「タイトル」や「ディスクリプション」を自分で設定できません。これは、ごく基本的なSEOすらできないことを意味しています。

Jimdoの料金プラン【比較一覧表】

PLAY START GROW
月額料金
(年額料金の月額換算)
無料 990円 1,590円
広告の非表示 × ×
独自ドメイン ×
ページ数 5ページまで 10ページまで 50ページまで
データ容量 500MB 5GB 15GB

※「AIビルダー」を使う場合の料金プラン

無料の「PLAY」プランだと、サイトにJimdoの広告が表示されます。また、Jimdoのドメイン名が入ったURL(https://〇〇.jimdosite.com)しか使えません。ビジネス利用の場合は、これらのデメリットを解消できる「GROW」のプランがおすすめです。

Jimdoで作ったWEBサイトの例

トップページ 編集画面
Jimdo(ジンドゥー)の作成例 Jimdo(ジンドゥー)の編集画面

Jimdoには「ジンドゥー AIビルダー」と「ジンドゥー クリエイター」という2つのサービスがあります。上図のページは、より初心者向けの「AIビルダー」で作成しました。操作は簡単ですが、デザインはテンプレートに依存する部分が多く、イメージしていたものとは少し違う仕上がりになりました。

Ameba Ownd(アメーバ オウンド)

Ameba Ownd(アメーバ オウンド)

  • 「Amebaブログ」の株式会社サイバーエージェントが提供するHP作成ツール
  • ホームページに標準でブログ機能が備わっている
  • 操作はカンタンだが、ウェブサイトの仕上がりもかなり簡素
作成の簡単さ デザインの自由度 機能の拡張性
作成できるページ数 ドメイン サーバー
無料プランだと
10ページまで
サブドメインなら
無料で使える
用意しなくてOK

Ameba Owndは、ブログ機能付きのホームページを簡単に作れるサービスです。ホームページ自体のクオリティはさておき、「会社サイトとブログを手軽に一元管理したい」という企業に向いています。

ホームページの作成機能はかなりシンプルです。操作の簡単さはピカイチですが、デザインや機能に関しては「Jimdo」よりさらに制限が多いと考えましょう。たとえば、会社サイトに必要な「問い合わせフォーム」も、外部サービスを使わないと設置できません。

Ameba Owndの料金プラン【比較一覧表】

ベーシック プレミアム
月額料金 無料 960円
広告の非表示 ×
独自ドメイン
ページ数 10ページまで
(ブログの記事数は含まない)
無制限
データ容量 1GB 無制限

Ameba Owndでは、無料のプランでも独自ドメインを利用できます(ドメインの取得には別途費用がかかる)。ただ、無料プランだとサイトにAmeba Owndの広告が表示されます。広告を非表示にしたいなら、有料の「プレミアム」プランを選びましょう。

Ameba Owndで作ったWEBサイトの例

トップページ 編集画面
Ameba Ownd(アメーバオウンド)の作成例 Ameba Ownd(アメーバオウンド)の編集画面

Ameba Owndの特徴はブログ機能ですが、上図のページはあえてブログを外して作ってみました。ブログ機能を外せば、簡素な会社サイト等の作成にも使えそうです。ただ、デザインのカスタマイズ性は低く、良くも悪くも非常にシンプルな仕上がりになる印象でした。

ホームページを自作する場合の注意点

本記事で紹介したサービスを使えば、初心者でもお金をかけずにホームページを作れます。ただ、ホームページを自作する場合には、下記のような注意点があることを理解しておきましょう。

WEBサイトを自主制作する場合の注意点

  • 作成だけでなく、公開後の更新や保守管理にも手間がかかる
  • 無料のサービスを使っても、ビジネス向きの機能には料金がかかりがち
  • デザインセンスがないと、いかにもテンプレートっぽい仕上がりになってしまう
  • SEOでウェブ集客を強化するには、専門的な知識とスキルが必須

特にデザインとSEOは、ブランディングやウェブ集客などの成果に直結する要素です。しかし、初心者が手を付けられる範囲には限界があります。ウェブマーケティングで堅実に成果を得たいなら、ウェブ制作のプロに委託することも検討しましょう。

ウェブサイトの制作を専門業者に依頼する場合、その費用は数十万円~数百万円までピンキリです。参考までに、Smart Websiteでは「初期費用98,000円 + 月額5,800円」のプランから、ウェブサイトの作成・運用を承っています。

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